チャリティコンサート
このたび4月の熊本地震で被災された方々にお見舞い申し上げます。
これ以上被害が拡大しないことを願うと同時に、少しでも早い復興をお祈りしています。
私個人で出来ることはほんの些細ではありますが、来週18日(水)にチャリティコンサートを開催する運びとなりました。
声をかけて下さり賛同してくださったソプラノの岡本麻里菜さん、バリトンの小川雄亮さんと演奏いたします。
日本歌曲、オペラ、ドイツリート…と幅広いクラシックの祈りの歌を中心に。
九州(長崎)が舞台の蝶々夫人のアリア「ある晴れた日に」、カッチーニの祈りの歌「アヴェ・マリア」、
R.シュトラウスの希望の歌「あした」、武満徹の心にすぅっと沁みてゆく優しいうた「小さな空」など、
私にとっても思い入れのある曲ばかりのプログラムとなっています。
◼︎5月18日追記
演奏会にお越しくださいましたみなさま、心より御礼申し上げます。
急遽開催を決定したチャリティではありましたが、暖かく演奏を聴いて下さった方々と一つになって祈りの音楽のひとときを共にできたような感覚を得て、被災した方々を思う気持ちというチャリティ本来の意義の重み実感しました。
企画立ち上げ当初は被災地での演奏活動の資金と募金のチャリティということで開催した本日の演奏会の収益金の行き先なのですが、現地と連絡を取り合っている現在、日ごとに状況が変化しており現地での支援や演奏活動についてこちらですぐにお約束をすることができない状況です。そこで収益金はいったん預かることにし、被災地での演奏活動を含める支援をしている団体に(複数団体になる可能性あり)寄付をし、その団体の活動に私自身も参加する、ということで意見がまとまりました。長くて1年ほど先になる可能性もあるそうですが、必ず熊本の被災された方々のお役に立てるように、そして音楽活動での支援に携われるように進めて参ります。必ず報告いたしますので、しばらくお待ち下さい。
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